昭和三十四年四月十日

2010年01月22日

加古郡稲美町加古八軒屋の消防ポンプ庫と火の見やぐら



実は、非常~に珍しいんです。

よぅく見てくださいね


ポンプ庫・火の見櫓


丸い笠のような屋根を付けられた火の見やぐらの足組は三本の脚で作られています

半鐘を打つ足場も三角。 鉄骨の間に納められています


● と △


さ~て

ここに注目!!



テストに出ますよ (ウソです)


こて絵


ポンプ倉庫の表示は、文字部分を盛り上げた「こて絵」の技法を用いて描かれています。




これだけでも十分に珍しいのですが、実はもっと大きな「社会現象」を表しています。

それは・・・

なぜこれが「昭和三十四年四月十日」かと言うことに関係しています。

建物の両脇にご注目!



 
皇太子殿下 御成婚記念

昭和三十四年四月竣工




ここに書かれている皇太子とは今上陛下のことです

当時、世の中は「ミッチィー・ブーム」(※)に沸きかえり

その勢いで思い切ってポンプ倉庫を新築したもののようです。  続きを読む


Posted by おっとしぃ at 04:35Comments(0)構造物