節分の夜
正しい豆まき・作法編
2010年02月03日
福 豆
まず、大豆は炒って「福豆」にします。
福豆は三宝に載せ(なければ桝にいれて)神棚に
豆まきは夜に行います。
左手に豆の入った桝を持ち
右手で5・6~10粒の福豆を撒きます。
(この時、オーバースローで投げてはいけません)
家じゅうの戸・窓を開け放って
日本家屋でしたら神棚のある部屋から
(マンションなどでしたら玄関から遠い部屋から)
「福は内」と唱えながら、二度撒きます。
しだいに、玄関に近い部屋に移りながら
各部屋で同じ行為を繰り返し
最後に、玄関で外に向かって
「鬼は外」と唱えながら二度豆をまきます。
これで邪気を祓ったことになりますから
すぐに戸・窓など開け放していたところを閉じていきます
(新たに邪気が入らないようにするためです)
このあと、豆を年の数だけ食べます(年取り)が
この年の数は"かぞえ"ですので、今年の満年齢+1個になります。 続きを読む
Posted by おっとしぃ at
12:04
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正しい豆まき
2010年02月03日
今日 二月三日は節分
年中行事の一つとして豆まきをするご家庭も多いでしょう。

福 豆
エ~ そもそも・・・
(あかん、長い話になりそうや)
節分とはもともと「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日をさし、
四季の分かれ目を意味していた。
旧暦によると春は一・ニ・三月、夏は四・五・六月、秋は七・八・九月、冬は十・十一・十二月
と、四つの節に区分されている。
その節の分かれ目で「節分」という訳である。
では!
なぜ節分に豆まきをするのか?
新しい春(新春=新年)を迎える前に
邪気をはらい、新年を清めるためであった。
(もともとは、季節にあわせて年が変わったとされていたが暦法の進歩により
朔日元旦の考えが主流となり、節分が晦日とはかぎらなくなった。
ちなみに、今年の節分は旧暦十二月二十日である)
さて、「豆まき」であるが
追儺(ついな・鬼やらい)が起源とする説と、豊作の予祝行事が起源とする説がある。
いずれも、節分(季節の変わり目)に、豆を用いる行事だったことからいつの間にか
習合したのではないだろうか。
家長が「鬼は外・福は内」と唱えながら家の内外に豆をまいて、邪気を祓い
撒いた豆を年の数だけ食べるのが正統的な豆まきです。
鬼役はいりません
邪気は目に見えないものですから。
小さいお子さんがいて、楽しみで豆まきをするなら
お父さんが鬼の面をかぶって鬼役をするのもよいでしょうが
厳粛な儀式として豆まきをしてみるのも伝統行事としては正しいのです。
余談ですが 続きを読む
年中行事の一つとして豆まきをするご家庭も多いでしょう。
福 豆
エ~ そもそも・・・
(あかん、長い話になりそうや)
節分とはもともと「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日をさし、
四季の分かれ目を意味していた。
旧暦によると春は一・ニ・三月、夏は四・五・六月、秋は七・八・九月、冬は十・十一・十二月
と、四つの節に区分されている。
その節の分かれ目で「節分」という訳である。
では!
なぜ節分に豆まきをするのか?
新しい春(新春=新年)を迎える前に
邪気をはらい、新年を清めるためであった。
(もともとは、季節にあわせて年が変わったとされていたが暦法の進歩により
朔日元旦の考えが主流となり、節分が晦日とはかぎらなくなった。
ちなみに、今年の節分は旧暦十二月二十日である)
さて、「豆まき」であるが
追儺(ついな・鬼やらい)が起源とする説と、豊作の予祝行事が起源とする説がある。
いずれも、節分(季節の変わり目)に、豆を用いる行事だったことからいつの間にか
習合したのではないだろうか。
家長が「鬼は外・福は内」と唱えながら家の内外に豆をまいて、邪気を祓い
撒いた豆を年の数だけ食べるのが正統的な豆まきです。
鬼役はいりません
邪気は目に見えないものですから。
小さいお子さんがいて、楽しみで豆まきをするなら
お父さんが鬼の面をかぶって鬼役をするのもよいでしょうが
厳粛な儀式として豆まきをしてみるのも伝統行事としては正しいのです。
余談ですが 続きを読む