鯉の恋

2008年05月26日

土曜から日曜にかけて降った雨は、我が家の簡易雨量測定装置(アキ缶)の示すところによりますと、約65mmとなっていました。
この雨量は当地では大雨の部類に属します。これをうけて、普段水量の少ない水路も水かさがあがり、月曜の朝になってもまだ20㎝程度の深さで流れていました。

あっりゃまぁ こりゃあ なんどい?  鯉か?
鯉の恋  鯉の恋

よお こんなとこまで のぼってくんのう(来るなぁ)
鯉の恋  鯉の恋

いっしょうけんめい 「せずり」しょらあ
  鯉の恋

こんな水路やのに のう




鯉のせずり(瀬擦り)
五月末ごろ、大雨になると川の本流にいた鯉が、産卵のために支流の浅瀬を目指して川をさかのぼってきます。
川の浅いところで雌の鯉に複数の雄がまとわりつくようにして産卵を促します。
水しぶきが上がり、結構なショーとなりますが、これを見て鯉が瀬で体をこすっていると思って「せずり」(瀬擦り)と呼んだかと思います。
この光景で思い出すのは、小学校の頃、田植えの準備ができたころに大雨が降り、全面が水につかってしまい学校が休校に。翌日、水の引いた田んぼのあちこちで、バシャン バシャン と鯉がはねていました。大人も子供も総出で魚とりに熱中したことです。
今思えば、鯉は産卵のために浅瀬を探して、上流へ 上流へと上るうちに田んぼに迷い込んでしまったのでしょう。そういえばその時捕まえて、学校の噴水に入れた鯉は、気がつけばたくさんの子供が出来てたっけ。 

Posted by おっとしぃ at 13:17│Comments(0)
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