前に続いて、石の道標をもう一本。 正面には 上に仏像が彫ってあります。 その下に 右 ひめぢ(姫路) 左 たかさご(高砂) と記されています。 姫路と高砂、その分かれ道に立ててあったものでしょう。 右側面には、 嘉永二 酉 四月吉日 (1849 4月) ざっと160年前に建てられたものと分かります。 正面に仏像が彫られているのは、何か信仰のためでもあったのでしょうか。 それとも、道行く旅人の旅の無事を祈ってのことでしょうか。 ともあれ、この道標は道路の付け替え・拡幅によって、捨てられるところを仏像が彫られていたためにか、近くのお寺に移動させられて、お地蔵さまと同じように祀られています。