センダン

2009年05月29日

山の中にこんな花を咲かせた木がありました。
センダン


木全体はこんな感じ

センダン



とりあえず写真を撮って

帰ってから調べてみると

センダン(栴檀) ・古名オウチ(楝)
センダン科の落葉高木
学名:Melia azedarach

暖地に自生し、庭木・街路樹にされる。
材は建築・器具の材料となる

注)
栴檀は双葉より芳し(せんだんは ふたばより かんばし)
と言われるのは・・・
栴檀は芽を出したばかりの双葉の頃から香気を放つとの意味で

俊才(かしこいやつ)は子供のころから優れているとのたとえですが、(※)

この栴檀は実は「白檀」(びゃくだん)のことで、写真のセンダンとは別もの。

白檀はビャクダン科の植物で仏像や扇の材料にしたり細片は香にする。

良く知られている名前と、現物が違うのは

春の七草の一種「ほとけのざ」が植物図鑑の「ホトケノザ」とは別ものというのと似ている。


※逆のことわざ
栴檀は双葉より芳し ⇔ 大器晩成


Posted by おっとしぃ at 20:47│Comments(2)
この記事へのコメント
この木、私も遠目によく見かけるのですが、
こんな花やったんですね。
一つ覚えました。

すぐに調べられるんですね。スゴイ!!
なんでもよく知っておられるのでびっくりです。
Posted by はっちゃんはっちゃん at 2009年05月31日 16:16
■ はっちゃん さん

>すぐに調べられるんですね。スゴイ!!
いえいえ、気になると納得するまで突き進むB型のサガですがな。

そないに言われるとテレます。 ^_^; テレテレ
Posted by おっとしぃおっとしぃ at 2009年05月31日 22:23
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