秋の田んぼ
2009年09月18日
たんぼに「いなき」を発見
なんか
これぞ 日本の秋
こんな気持ちになりました。
いなき : 稲木 (「いなぎ」とも)
刈り取った稲を束にして、穂を下にして竿にかけて乾燥させる
他に「はさかけ」・「稲架け」などともいう
なんでこんな面倒な事をするの?
コンバインで刈り取りすると簡単なのに・・・
なんか
これぞ 日本の秋
こんな気持ちになりました。
いなき : 稲木 (「いなぎ」とも)
刈り取った稲を束にして、穂を下にして竿にかけて乾燥させる
他に「はさかけ」・「稲架け」などともいう
なんでこんな面倒な事をするの?
コンバインで刈り取りすると簡単なのに・・・
その答えが
マンガ 「おせん」 (きくち正太) の中に有りました。
天日に干すだけでこんなしっかりした米になるなんて・・・
わらごと干すのでねえと できる米も童子(わらし)っこよ 熟さねえと。
稲のわら ついたまんま干さねば。
稲だって植物でやんすから。
ってことは、「いなき」にかけられた稲は、干されながら育つ!?
そうして 稲わらの養分を最後まで吸って 丈夫でパンパンな籾に育つんだ。
イブニングKC おせん 其之八 より
マンガ 「おせん」 (きくち正太) の中に有りました。
天日に干すだけでこんなしっかりした米になるなんて・・・
わらごと干すのでねえと できる米も童子(わらし)っこよ 熟さねえと。
稲のわら ついたまんま干さねば。
稲だって植物でやんすから。
ってことは、「いなき」にかけられた稲は、干されながら育つ!?
そうして 稲わらの養分を最後まで吸って 丈夫でパンパンな籾に育つんだ。
イブニングKC おせん 其之八 より
Posted by おっとしぃ at 19:52│Comments(6)
│風景
この記事へのコメント
おっ! ワシの出番だ。
世間では伝説的に稲木掛けのお米がおいしいと信じられているけれど
そんなことはないですぅ
だって米粒に養分を送る枝(枝梗と言う)は枯れちゃってるし
毎朝露に濡れて、時に雨に濡れてお米のだし(旨み)が抜けていくんですよ
それでも稲木掛けのお米は評判がいいです。消費者心理ということかな
1反、2反の米作りならバカ高いコンバインを買わなくてすむので 稲木掛けはおすすめです。
じつは、わけあってワシも1反ほどこれをしているんです。
世間では伝説的に稲木掛けのお米がおいしいと信じられているけれど
そんなことはないですぅ
だって米粒に養分を送る枝(枝梗と言う)は枯れちゃってるし
毎朝露に濡れて、時に雨に濡れてお米のだし(旨み)が抜けていくんですよ
それでも稲木掛けのお米は評判がいいです。消費者心理ということかな
1反、2反の米作りならバカ高いコンバインを買わなくてすむので 稲木掛けはおすすめです。
じつは、わけあってワシも1反ほどこれをしているんです。
Posted by なつばて at 2009年09月18日 21:58
★これはテルちゃんのおっさんトコの田んぼですな。
稲木かけして乾燥してから
→稲扱き(稲から穂だけを採り出す。稲木に縄でブランコを作ってもらい、一日中遊んでいた。籾はタテに入れ、二人で山棒で担ぎ「せぇ~のっ!」と、振り子のように勢いをつけて車の荷台に放り上げていた。藁は田んぼで家型に積んでおき、春先に持ち帰り納屋の2階に仕舞っておき、ウチの場合壁土のスサとして使用している)
→乾燥(昔はカド(庭)で莚に広げて天日干しにしていたが、空模様が怪しくなってくると片付けるのに大変なようでした。おばあちゃんがてんてこ舞してました。最近は灯油バーナーの乾燥機にて乾燥する)
→臼擦り(臼擦り機で籾殻を外しやっと稲が米になる。籾殻は田んぼで籾焼きし、冬に火鉢に使っていた)
→米選(唐箕(羽根で風を起こし軽い米だけ吹き飛ばす)と米選機(底がハープの絃のようになっている滑り台)で選別する。
→出荷(一斗枡に入れて量を計るのだが、子供の頃、米を入れた枡をトントンと揺すると、オヤジにエライ剣幕で怒られた(^^: ソゥ~と入れて摺り切り一杯で計らなナラン)
★稲扱きの日には、上西条の「島田の肉屋」で肉を買うてきて、鋤焼きが定番でしたなぁ・・・。稲扱きの後は、ハシカイ(チクチクする)のでアチコチ掻き毟りながら食べてましたなぁ~。
★エライ長文になってしもてゴメン。ちゅうか自分のブログネタにすりゃよかった・・・(><
ほな
稲木かけして乾燥してから
→稲扱き(稲から穂だけを採り出す。稲木に縄でブランコを作ってもらい、一日中遊んでいた。籾はタテに入れ、二人で山棒で担ぎ「せぇ~のっ!」と、振り子のように勢いをつけて車の荷台に放り上げていた。藁は田んぼで家型に積んでおき、春先に持ち帰り納屋の2階に仕舞っておき、ウチの場合壁土のスサとして使用している)
→乾燥(昔はカド(庭)で莚に広げて天日干しにしていたが、空模様が怪しくなってくると片付けるのに大変なようでした。おばあちゃんがてんてこ舞してました。最近は灯油バーナーの乾燥機にて乾燥する)
→臼擦り(臼擦り機で籾殻を外しやっと稲が米になる。籾殻は田んぼで籾焼きし、冬に火鉢に使っていた)
→米選(唐箕(羽根で風を起こし軽い米だけ吹き飛ばす)と米選機(底がハープの絃のようになっている滑り台)で選別する。
→出荷(一斗枡に入れて量を計るのだが、子供の頃、米を入れた枡をトントンと揺すると、オヤジにエライ剣幕で怒られた(^^: ソゥ~と入れて摺り切り一杯で計らなナラン)
★稲扱きの日には、上西条の「島田の肉屋」で肉を買うてきて、鋤焼きが定番でしたなぁ・・・。稲扱きの後は、ハシカイ(チクチクする)のでアチコチ掻き毟りながら食べてましたなぁ~。
★エライ長文になってしもてゴメン。ちゅうか自分のブログネタにすりゃよかった・・・(><
ほな
Posted by 水鏡サ at 2009年09月18日 22:55
懐かしいです(*゚▽゚)ノ
中学1年の秋の暮れ、突然父が盲腸の手遅れで入院。
「稲木脚、片付けといてくれ」と言ったので
朝早く起きて、もう霜の降りていた田んぼでひとり、やりました。
1反の田んぼのだけでしたが、竹の稲木が長くてフラフラしました。
稲木脚も束ねて置いときました。
「助かった」と言ってくれたかなぁヽ(^▽^@)ノ
よう手伝う子やったんですよ。=*^-^*=
中学1年の秋の暮れ、突然父が盲腸の手遅れで入院。
「稲木脚、片付けといてくれ」と言ったので
朝早く起きて、もう霜の降りていた田んぼでひとり、やりました。
1反の田んぼのだけでしたが、竹の稲木が長くてフラフラしました。
稲木脚も束ねて置いときました。
「助かった」と言ってくれたかなぁヽ(^▽^@)ノ
よう手伝う子やったんですよ。=*^-^*=
Posted by はっちゃん at 2009年09月20日 17:53
■ なつばて さん
ふ~ん。稲木掛けしても、しなくっても一緒なんだ。
でっ、やねえ。その稲木掛けした米も試食したいなぁ。
ふ~ん。稲木掛けしても、しなくっても一緒なんだ。
でっ、やねえ。その稲木掛けした米も試食したいなぁ。
Posted by おっとしぃ at 2009年09月20日 18:59
■ 水鏡サ さん
そこまで文章があって、現物も近くにあるのに。
またブログネタに使こうてくださいヤ。
(稲こきのときをねらって・・・)
ホンマ 手伝いするとハシコうて、困ってましたなぁ。
そこまで文章があって、現物も近くにあるのに。
またブログネタに使こうてくださいヤ。
(稲こきのときをねらって・・・)
ホンマ 手伝いするとハシコうて、困ってましたなぁ。
Posted by おっとしぃ at 2009年09月20日 19:03
■ はっちゃん さん
いっしょですワ。
どちらかというと、「勉強しとるひまがあれば、手伝いせえ!」
てな時代でしたからねぇ。
いっしょですワ。
どちらかというと、「勉強しとるひまがあれば、手伝いせえ!」
てな時代でしたからねぇ。
Posted by おっとしぃ at 2009年09月20日 19:14