平成11年に

2009年07月05日

西宮市で平成11年に新種(渡来種)のグンバイムシが見つかりました。

それから約十年で西日本各地に広がり

キクやヒマワリなどのキク科作物と

サツマイモ、アメリカンブルーなどのヒルガオ科作物に被害を及ぼしています。

これが問題のグンバイムシ

平成11年に
アワダチソウグンバイ


アワダチソウグンバイ  カメムシ目 グンバイムシ科
学名:Corythucha marmorata

相撲の行司が持つ軍配に似た形からグンバイムシと名付けられました
本種は、セイタカアワダチソウで成虫越冬するので
アワダチソウグンバイと命名されました。
大きさ 3mm程度
分 布 西日本
平成11年に



平成11年に

帰化植物として有名なセイタカアワダチソウが日本中に広がったのが、1950年代

遅れること約50年でアワダチソウグンバイが日本に登場したわけですが

天敵の存在がないために爆発的に増えています。

自然の摂理とはいえ、作物に被害を及ぼすことの多い新種(渡来種)は困りものです。


対策
スミチオン乳剤、オルトラン水和剤、DDVP50乳剤 等の殺虫剤に弱いため
定期的な散布が有効とされています。


Posted by おっとしぃ at 06:25│Comments(3)
この記事へのコメント
知らない虫がいっぱいです。
この無視も臭いんですかぁ?
カメムシって緑色ですやんねぇ。(保護色?)
Posted by はっちゃんはっちゃん at 2009年07月05日 13:25
 先日、田んぼの中でヒエ取りをしていたらはじめて見る雑草がわしゃわしゃと生えている所があったんです。植物図鑑にも載ってないのです。
いろいろと調べたところ観賞用の水草で北アメリカ原産 ウキアゼナ(Bacopa rotundifolia Wettst) (育てやすいそうな)
除草剤を入れているのに除草剤にへーき(平気)というやっかいもんです。

被害が出たら誰に文句を言えばいいんやろ
輸入業者か、それともそれを買って水槽から放流したやつか

※ヒエといっても以前と違って今は帰化植物のキシュウスズメノヒエのことです しつこさパワーアップしています。
それもこれも(虫も草も)いずれにしても「なつばて」の敵は多いのです。
ハァ〜〜ッ(ためいき)
Posted by なつばて at 2009年07月05日 15:44
■ はっちゃん さん
こいつは、小さすぎて 臭うのか臭わないのか (?_?)
カメムシの仲間には茶色いのも多いですよ
(アメンボ・ゲンゴロウ 等々)


■ なつばて さん
ウキアゼナ
写真が撮れたらまたお願いしま~す
Posted by おっとしぃおっとしぃ at 2009年07月08日 06:01
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。